ideomics

オブジェクト思考ブロギング

イデミスギノ

ついこの間ひさしぶりにイデミスギノ(by杉野英実)にいった。最近はまったく甘いものを口にしないけど、あそこだけは別。まさにベツバラ。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13002285/

味覚のための芸術品というべきレベルで、ケーキという言葉をここの店には使いたくない。というより、使ってはいけない気がする。

普通に美味しいものを探求するという以上に、味覚という器官に対して、新しい刺激/衝撃を与えようという探求、作り上げる工程にどれくらい「気」とか「集中」を込められるという「道」的な要素(茶道とか剣道とかでいう「道」)を感じる。食する度に、体がすっと整えられる感じだ。


中心となる作品はアンブロワジー


これで、昔世界大会で優勝したとか。日によっては出てこないけど、やはり素晴らしい作品。ちなみに、午前11時、午後2時以外の時間にいっても、生菓子は置いてないです。生産量が少ないため。


経歴的にも素晴らしいらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E9%87%8E%E8%8B%B1%E5%AE%9F

NHKの番組プロフェッショナルにも登場している。

この番組の最後に「プロフェッショナルとは?」という質問がぶつけられるのだけど、彼の答えは
「当たり前のことを当たり前ににやれる人。(当たり前が難しい。)」
というのが印象的だった。