ideomics

オブジェクト思考ブロギング

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

愛着のレッスン

生まれて初めてiPhoneというものを所有したんですが、これは本当に素晴らしいですね。タッチパネルの官能性がすごいです。指で動かす度にゾクゾクします。まさにこんな感じ。 iPhoneの官能性:見た目の美しさだけでなく、こっちの動きに対して反応(response…

人と人間 - human being and human inter-being

ギリシア哲学者列伝 上 (岩波文庫 青 663-1)作者: ディオゲネス・ラエルティオス,加来彰俊出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1984/10/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (21件) を見るディオゲネス『哲学者列伝』をちら読み。逸…

「個有」名詞

原子 (atom) と個人 (individual) は、単語の語源として「それ以上分割できないもの」と似た意味であることはよく言われる。ファインマン (Richard Feynman) の If, in some cataclysm, all of scientific knowledge were to be destroyed, and only one sen…

We "Other Frankensteins"

街中には英語由来のアルファベットが溢れている。教科書的には日本語の書字は3種類(漢字、ひらがな、カタカナ)だけど、現実にはalphabetもかなり多い(ほとんど英語由来)。自分も含めて多くの人は英語をうまく使えない。けど英語由来の言葉やアルファベッ…

ハロウィン: 狩猟採集と農耕

ハロウィンって、ケルトの収穫祭だか死者との交流だったらしいけど、キリスト教文明に押されたケルト文化(文明?)が、部分的な形でなぜか日本にまで「残存」しているのちょっと面白い。現生人類の中のネアンデルタールゲノムみたいだ。三位一体の聖霊とい…

コミュニケーションの復興作業

自分は子育て偏差値30-40くらいだと思うんだけど、何が要因かと振りかえると、コミュニケーションが圧倒的に言語的linguisticなためだろう。言葉的verbalですらなく、文字に近い意味としての言語的linguistic。 コミュニケーションが: 身体的 bodily/physic…

多個体生物としてのリヴァイアサン

カフカ『城』は、シンプルに官僚制度批判と捉えていたが、むしろヒトを超えた非ヒトな生き物の存在への戦慄(おののき)、「新種再発見」のsense of wonderを表現した作品と捉えることもできるのかと考えが変わってきた。非ヒトというより、ヒトという個体が…

科学への批評性

ノーベル賞の盛り上がりを見ると、権威というものを、暗黙的にではなく、記号的にかちっと形式化することが、分野の広がりに大事なんだなとよくわかる。権威の錬金術(権威というのは常にそう?)。自然科学の批評行為の最高峰とも言えるが、一方でノーベル…

精神の衣服

オキュラスでVRを体感してから、一次的な視覚や聴覚に、自分で想像する画像や音を重ねるトレーニングをしばししてみたけど、これが相当うまくなれば機器いらずのVR/ARができるようになる。ある種の芸術家はこれが相当に優れているのだろう。イマジネーション…

成長のらせん階段:psycho-archaeology

魔女の宅急便 [DVD]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2014/07/16メディア: DVDこの商品を含むブログ (9件) を見る『魔女の宅急便』子どもの時にも楽しく観たがが、親になって改めて見ると視点が変わりすぎて面白い(子どもの…

2次元のアニミズムから3次元のアニミズムへ

となりのトトロ [DVD]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2014/07/16メディア: DVDこの商品を含むブログ (11件) を見る『となりのトトロ』animation/animateとは、命を吹き込むこと。二次元の中に命を吹き込む。既に存在する自…