ideomics

オブジェクト思考ブロギング

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

電力会社とマスメディアのアナロジー

リンク:これはジャーナリズムの生き残りをかけた戦いだ ――普通の産業として通用するメディアへ脱皮せよ (1/3) メディアに関する冷静な現状のまとめ。非常に整理されているように思う。 ** TVにせよ電力会社にせよ、「配給システム」の独占がある。情報…

ルンバを買った

とっても今更だけど、ルンバを最近購入。 iRobot ロボット掃除機ルンバ 公式サイト かなりかわいい! ウィーンと動き出して、角にぶつかるとイテッという風にランプが光ったりね。充電器に戻る仕草も愛らしい。もちろん、非常に実用的。 コード類に絡みそうに…

ミニバンの高級化

ミニバンと言われる自動車の形。発祥はよくわからないが、わりと日本オリジナルのものかもしれない*1。ミニバンというと、まずはファミリーカーのイメージが浮かぶ。まさに「父ちゃん、かっこいい!」の世界。このCMのコピーに代表されるように、そういっ…

アルマーニはどこへ行った?

リンク:アルマーニはどこへ行った : テーラーカスカベ クラシコ・イタリア=イギリスのスーツをイタリア風にアレンジアルマーニ=アメリカのスーツをイタリア風にアレンジと解釈し、 イタリアン・クラシコは、そのデザインを代表するブランドがありません。…

奨学金の証券化

先日は友人宅でホームパーティ。都内某所で男子2名でルームシェアをしていた方々が、音楽性の違いから解散ということで、ルームシェア終了のパーティだった。 そこで出会った一人の男性が、児童養護施設の支援NPOをしているとのことで興味深く話しを聞い…

「マグネシウム文明論」 矢部孝 ・ 山路達也 著

404 Blog Not Foundの書評を見て手にとった。 (http://blog.livedoor.jp/dankogai/) ざっくり言うと、化石燃料の代わりにマグネシウムをエネルギーの通貨として使用しようという提案。 マグネシウムの利点としては、・海水に大量にあり、化石燃料よりも貯蔵…

クールビズのポテンシャル

段々と暑くなってきている。日によっては、スーツは蒸し蒸ししてそう。今年の夏は電力供給不足からエアコンが思うようには使えなさそうだが、スーツな方々はどうするのだろうか。一昔前からクールビズと言われているが、今年の夏は冗談抜きで切実な需要。 し…

Governmant as a Platform, Governmant as a Database

twitter:@sasakitoshinao(佐々木俊尚さん)の 「私個人としては、個人情報保護法とか各種規制をある程度吹っ飛ばして被災地を特区化し、政府・自治体の持っている各種データベースをAPI公開し、そこでさまざまなサービスを民間が作れるような方向に刷れば…

周波数という公共財

今回の震災でラジオは株を上げたけど。 日米政府で明暗を分けるスーパーWi-Fi ホワイトスペース利活用の行方 | 小池良次「シリコンバレー・イノベーション」 | 現代ビジネス [講談社] 周波数という通信の貴重な公共財。 今のTVにそんなに振り分ける意味が…

批評・政策における科学・技術

「ウェブ×ソーシャル×アメリカ――〈全球時代〉の構想力」 池田純一 - ideomicsで、「これだけテクノロジーに溢れた世界では、人文系の素養だけでは、社会批評は成り立ちにくく、原発の話でも、エネルギーの話でも、テクノロジーを踏まえずには、構想できない…

リーダーシップとフォロワーシップ

政府批判が盛況である。確かにすごくブリリアントな対応をしている印象はないが、その批判者達は、同じ立場に立たされたらどれだけの力量を発揮できるのだろうか。能力の乏しい私としては、そんな素敵な人々の力量を想像することすらできないが、さぞや素晴…

三井日本橋

東京駅の開発が目覚しい。東京駅舎の再生に加えて、京葉線の方まで開発を頑張っている。JRは鉄道資産を活かして利便性ベースで色々やろうとしている。三菱丸の内もかなりいい。こちらは、街路を活かした再開発で、雑然な観光地と化した銀座よりも高級感が…

オルテガ vs リップマン

20世紀に入り、「大衆の時代」になるにつれ、知識層から様々な反応が起きたが、このオルテガ「大衆の反逆」(1930年)とリップマン「世論」(1922年)のコントラストはなかなか興味深い。 スペインに生まれ、ジャーナリストの父を持つ哲学者オルテガ*1は、大…

「ウェブ×ソーシャル×アメリカ――〈全球時代〉の構想力」 池田純一

帰宅すると、まずFERMAT - Communications Visionary -をチェックするという習慣。そのウェブコンテンツの作者が新書を出したというのだから、いの一番に購入した。一言で言うと、オススメです。ほとんどの本は買わずに図書館で済ますのだけど、これは久しぶ…