ideomics

オブジェクト思考ブロギング

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

リゾナーレ熱海

先日、ちょっとの休日を利用してリゾナーレ熱海へ。子連れ旅行には鉄板のリゾナーレだけど、今更ながら初めての利用。実際にキッズ専用と言って良い施設で、一旦慣れると、子供連れにはここしか選択肢がなくなってくるかも*1。子どもも広いところが気に入っ…

生物(いきもの)としての会社、生物(なまもの)としての会社:『スリッパの法則』藤野英人著

『スリッパの法則』 たいした資産があるわけでもないけれど、銀行に預けること=国債を買うこと、とすると、預金するのも釈然としないし、なにやら資本市場に悪を為している気もするので、もうちょっと有意義な投融資に回したい。と思って読んでみたら、思い…

大学の意義 ver 0.1

大学の存在意義。学問の意義。しばしば問われるものだけど、一番速攻な答えとしては、生み出される知の有用性:例えば、〇〇病の解明・治療とか、ある状況で景気を良くする経済的理論や実践など。しかし、こういったいかにも実用的な「意義」だけでは何とな…

『〈生命〉とは何だろうか――表現する生物学、思考する芸術』岩崎 秀雄

アマゾンのレビューはさほど芳しくないが、趣旨に非常に同感の一冊だった。生命科学と呼ばれる領域に興味を持っているなら、「生命とは何か」という大上段の問いを考えないということはないだろうが、それに対して最もリーズナブルな答えは、現状ではこれだ…

Built to Last:エデュケーショナル・カンパニー - 時代を超える生存の原則?

"Built to Last" 邦題では『ビジョナリーカンパニー』として知られているが、この本には「永く続く」ためにはどういった要素が必要かと特定しようという試みの中で、ビジョンやコアバリューといった視点が出てくる。実際、ゴーイング・コンサーンとして「永…

動物の視座、環世界

ユクスキュル・クリサート『生物から見た世界』 基本的には生物学の本とされているが、一種の文学/ナラティブとして読むやり方もありそうだ。ちょっと前に猫のライフログという話が流れていたけど、Google Glassも動物がつけたら、なかなか面白い光景が映り…

メガサイエンスとメタサイエンス

科学とは人がやらねばならないものなのだろうか。機械が自動的に生成してくれるようなシステムはありえないだろうか。そこまでいかないとしても、今ある文献を統合していくようなアプローチ、例えばメタアナリシスみたいな作業は、もっと自動的にできても良…

モノのやりとりという原初の?コミュニケーション

子供が発語前から、やりとり遊び(おもちゃなんかをこちらに渡してくれて、そのすぐあとに頂戴をして、それを渡す)をしている。おもちゃをくれては喜び、それを返してもらってまた喜ぶ。言語以前の原始的なsocial interactionっぽい。「取引」という意味で…