ideomics

オブジェクト思考ブロギング

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「ポスト蔦谷書店」の書店の形

先日代官山の蔦谷書店に行ってみた。 http://tsite.jp/daikanyama/store-service/tsutaya.html 評判どおり心地よい空間で、もうちょいアクセスが良ければ頻繁にふらっと立ち寄りたくなる場所。書店ビジネスが瀕死といった話もあるけど、こういった嗜好性を高…

「ジャーナリズム」は誰が担うのか

大学主導する報道機関『医療報道センター』創設者に聞く(前編)「新聞が衰退していく時代のジャーナリズムを誰が担うのか」 新刊『「官報複合体』も話題の好評連載! | 牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」 | 現代ビジネス [講談社] 南カルフォルニア大学…

「民主主義」と「無知の智」? - 「社会科学」x「動物実験」

Science, 334;1578-1580 (16 December 2011) Uninformed Individuals Promote Democratic Consensus in Animal Groups (↑の解説:Can Ignorance Promote Democracy?) 人間社会でも、声の大きなマイノリティが政治的な力を持ち、声の小さなサイレントマジョ…

神童、必ずしも天才ならずや?

Nature 479, 113-116 (03 November 2011) "Verbal and non-verbal intelligence changes in the teenage brain" これまで、IQは人生を通してだいたい安定した値を示すと考えられており、それを前提にして診断なりを下すことも多い。例えば精神遅滞と診断され…

ジャーナリズムの構造化

ソーシャルメディアがもたらす、科学報道の変化とは!? « WIRED.jpこのサイエンス・メディア・センターってすごい大事そう。 とはいえ、 約3世紀前、啓蒙思想と印刷技術発達の落とし子として、科学もジャーナリズムも同じ時期に発生しています。ところが、科…

"こんまりずむ"と"あんち・こんまりずむ"の止揚

先日こんまり(近藤麻理恵『人生がときめく 片づけの魔法』)の話をしてたら、友人からは意外と不評だった。ひとつは建築をやってる友人からの言葉で、「古い発想だよね」というもの。確かに、必要なものだけに合理化していくという発想は、いかにもモダンで…

"こんまりずむ"とデザイン思考

こんまり(近藤麻理恵)の『人生がときめく 片づけの魔法』を参考にして、年末も多少の片付けをしつつ、要らなさそうなものを捨てていたが、「モノの配置」が「思考/嗜好/志向の配置」とリンクしている感じに改めて感じ入った。 『人生がときめく 片づけの魔…

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。 21世紀になって間もないと思っていたのに、いつのまにかもう12年目に突入しているんですね。去年は結婚、同居、妻の妊娠とめまぐるしくプライベート生活が変わっていく中、研究室(精神疾患+エピジェネティクス)に顔を出…