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オブジェクト思考ブロギング

自動車は正義か?

通勤する際に、大きな道路を横切ることが多い。朝の時間だから、車の通勤者も結構見る。しかし、一人の移動のために、ずいぶんと空間が使われているものだなあ。


ミニバンに通勤者が一人で乗って、細い道を我が物顔でクラクション鳴らしてきたりする。きっと彼/彼女は、相当に貴い生まれなんだろう。王様の御成りィってことなんだな。こっちは庶民だから、お車様には、道をお空けしなきゃってことなんだな。しかし、世の中には王様だか貴族様が大勢いるもんだな。


いつの間にか自動車が優先されることが当たり前になったようだけれど、公共の面積を多く取っている方が威張っている。なかなか面白い現象である。


土地といっても、建物が建っている部分よりも、道路の方が大きかったりする。通勤にミニバンやセダンを見ると、合理的なマインドが疼いてしまう。このシステムになんとかメスを入れられないものか・・・車で埋まってしまう潜在的な土地をなんとか別な形で利用できないものか・・・


①今のシステムの洗練化

歩行者と車の分離を徹底:小道を歩行者専用に、10km制限とかにする
自動車利用税などをしっかり導入して、道路利用者に相応の負担、経済合理的な利用を推進(「自動車の社会的費用」 (岩波新書) 宇沢 弘文 参照)



②自動車に変わるモビリティを考える

蒸気機関から始まり、内燃機関ときて、今や電気など次世代動力機関が徐々に現実に出てきている。蒸気機関→内燃機関と推移することで、より小さなものが可能になったように、今度可能になるものは?を考えてみたい。既に色んな提案あり、色んな会社が頑張ってるけど、ブレインストーミングの練習とかには使える課題かも。というか、ブレストしてみたい。
あるいは、自転車のようなシンプルなソリューションも。ヨーロッパが既にやっていて、新奇性は乏しいけど、ヨーロッパ以上のアイデアが出てくると楽しい。