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進む都市の“木造化” - NHK クローズアップ現代

進む都市の“木造化” - NHK クローズアップ現代
今日のクロ現は半端なく面白かった。


日本でも世界でも、木造で大型の公共建築、商業建築作るケースが多数あるみたい。防火対策などテクノロジーの発展があり、CO2固定化、林業育成、デザイン性などが再評価されているらしい。出てきた建物がどれも素敵。やっぱり木は良いね。概念的な合理性だけでなく、やはりこの安心感みたいなのが最上の価値かも。
人は土から離れて生きられないのよ - ideomics


国内の林業サステナブルに回していくってのも素敵。今の杉を切ってもらって、別な樹木や花粉対策の遺伝工学処理した杉を植えてもらえれば、花粉症にも良い。20世紀=鉄とコンクリ、21世紀=木。みたいな図式がスローガンではなく現実になっていきそうな印象。この流れが続くと、坂茂さんとか、相当な大御所になるんだろうか。いずれにせよ、木って無機質・有機質の境界を揺らいでる感じで、不思議なものだ。もう少し色々マテリアルとしての木についても知りたいところ。


耐火木造も、構造体が太く厚くなりすぎるとか、国内産の木材は高いとか色々問題はあるみたいだけど、ミニマル一辺倒はさすがに十分な感じもするし、ポジティブに捉えれば、マッシブな建築、粗野な建築、民芸的な建築、といった方向をドライブして、デザインのまた違った可能性も開けそう。


大阪の耐火木造建築の例
国内初となる耐火木造のオフィスビル「大阪木材仲買会館」着工|ニュースリリース2012|ニュース・イベント|株式会社 竹中工務店

横浜はこちら
国内初!木造のショッピングモール「サウスウッド」 - NAVER まとめ
しかし、両方とも竹中工務店か・・・さすが。近所の竹中工務店が施工した教会も、佇まいが凜としてて、明らかに違う。


そいや、文京総合体育館やUENO3153(サイゴウサン)に使われている、外壁に垂直に植物植える技術はなんて言うんだろう。あれも素敵だ。
街並みのチカラ : 夕闇に溶け込む UENO3153(サイゴウサン) - livedoor Blog(ブログ)

某イケメン建築家に効いたら、植物の壁は、パトリック・ブランという人が有名らしい。多謝。

http://www.art-it.asia/u/admin_ed_feature/Z1uyboH3x7nhgSiXtLJQ

植物の壁を創る男 パトリック ブラン | デザインブログ バードヤード