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ideomics

サブジェクト⇔オブジェクト思考ブロギング

Grazia 2012年8月号

Grazia8月号、なかなか良いんじゃないでしょうか。個人的には「買い」かと思います。



アマゾンの評価はイマイチだけど*1、再創刊から4ヶ月でこのレベルはむしろ感心。最初は、プチセレブファッションショットに子育て系コラムをコラージュしたような誌面構成から始まったけれど、徐々にこなれてきている印象。子どもを含めたファッションショットも、段々と違和感が減り、それなりの絵になってきた気がします。働く女性っぽい服+子どもってのは、素人目に難しそうなテーマだけど、そのあたりはさすが女性誌だな〜と男性目線。


特に、今回の特集の「世界各国 ワークライフバランス&おしゃれSNAP!」は、今まで見たことがないタイプの情報だったので新鮮。そこまでキラキラ感はないものの、普段の生活では雑紙以外の手段で仕入れる話・写真でもないので、これは結構価値高いんじゃないでしょうか。楽しく読みました。「チチンプイプイ♪夫を動かす魔法の呪文」のコーナーもなかなか実用的でニーズを捉えているかと。夫の立場から見ても、割と妥当な方法が並んでいると思います。しかし、これ読むと、男ってマジ家事しないね・・・全然人のこと言えないけど(>_<)


一番役に立ったのは、「みんなどうしてるの?子どものお稽古事情」。今までちゃんと調べたこともなかったので、これは情報として非常にお役立ち。ある程度調べている人ならよく知られている塾やらお稽古事なのかもしれないけど、そうじゃなければそれなりに新鮮。やっぱ英語にみんな力入れてるんだな・・・うちもどうするかね・・・。これは夫婦の話合いのきっかけに。とはいえ、都内一部地域に寄り過ぎなので、全国誌としてはきつい部分も。


表紙は月ごとに変えており、女優縛りでやっているようですが、ワーキングマザーな女優ってそうたくさんいないので、弾薬が尽きないか心配ではあります。次回の表紙がゴクミだとか…。ゴ・ク・ミ。ワーキングマザーからあまり好かれなさそうな気もしますが。読者の競争心というか、火をつけるような一種の炎上マーケティングの狙い?しかし、この雑紙の表紙の設定は難しいですね。なかなかロールモデルのいない中、ミューズは作りにくい。かと言って、現状の女性誌の構成でレギュラーミューズなしの表紙作りも難しい。個人的には、この奮闘している感じが大変好きですが、完成された形を求める向きには満足しにくいと思われます。実際に完成度は高いとは言いがたい。最終的には、VERYみたいな「型」を作るところで収まるのかな。


再創刊で、元の読者をいわば「切る」というリスクをおかしたGrazia。その分、新しいワーキングマザーな読者は増えているのでしょうか。非常に難しいターゲットを選んでいるわけですが、再創刊4ヶ月でこの内容はかなり健闘しているのではないかと思います。講談社の皆さんに敬意。おそらく、bizmomの情報を洗練化+VERYの部分抽出+昔のGraziaのテイストの良いとこどりというのが落としどころになりそうな気もしますが、今後も展開に期待です。

*1:元からのGrazia読者が、再創刊後に大きくニーズとずれてしまったから?