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オブジェクト思考ブロギング

娘の生涯のパートナーは・・・

最近生まれた娘に童謡を聞かせようと、ミッフィーの童謡CDを買いました。幾つかの歌を聴きながら、一部は歌いながら進めていくと、ふとダントツに優れた童謡がありました。


そう、『大きな古時計』のことです。


よく聞いてみると、なんてドラマチックな歌詞!ある男性をとともに人生を歩み、男性とともに力尽きる時計。モノをあたかも生き物として、パートナーとして歌い上げる。その時計に対して残された人がどういったアクションを起こすのか?興味深く想像がかきたてられますね。非常にヒト中心的ではあるものの、大変ロマンのある話です。平井堅さんがカバーするのも納得のクオリティ。



大きな古時計を聞きつつ、この娘には何をパートナーとして歩んでもらおうかなと考えました。青森のとある地域では、子供ができたら木を植え、子供と木が共に成人したとき、その木で箪笥を作るのだそうです。イタリアのとある村では、娘が生まれると、母が白無地の生地に刺繍をほどこし始め、娘が成人するまで淡々と刺繍を続け、その刺繍のほどこされた生地でウェディングドレスを作るのだそうです。


ワタシ個人としては、(大きな古時計そのままですが)やはり時計がいいように思いました。それも懐中時計。自分で買うこともないけど、あったら素敵。もろパクリですけど、大変良いアイデアのように思えました。そこで妻に提案してみると・・・

速攻で却下されました。トキメキが足りないそうです。私が同じ立場で、生まれた日とともに時を刻んできた懐中時計を大人になって受け取ったとしたら、それはもう飛び上がらんばかりに嬉しいこと間違いないはずなんですが、他の方は違うんでしょうか。男の子なら懐中時計で決まりなんだがなぁ・・・


しかし、女の子には、何がいいのか。順当に考えると、宝飾類ですね。30年くらいのエイジングに耐えられるような、というより30年以上のエイジングでより価値が増すような、そのようなものがふさわしいでしょう。イエローダイヤモンドはどうでしょう。未来のパートナーが透明なダイヤモンドを贈ってくれると期待するなら、透明なダイヤモンドの輝く左手の反対には、右手にイエローダイヤモンド。歴史の継承と革新を象徴するような、なかなかドラマチックな光景です。しかし、これは予算的に速攻却下です。高すぎます。


じゃあ何がいいのだろうか。ロケットという案が出ました。もちろん、これはNASAJAXA関連の例の機械ではなく、ロケットペンダントのことです。だいたいNASAとかほんと無理ですから。今のところの暫定候補はロケットペンダント・・・しかしこれだと一生付き合っていけるのかしら。そんなこんなで非常に悩ましい毎日です。