ideomics

オブジェクト思考ブロギング

沖縄伊良部島旅行1:villabu resort

新婚旅行として沖縄の伊良部島へ。職場の先輩に勧められた

Villabu Resort ヴィラブリゾート | 公式ホームページ
に泊まる。



一言で言うと、めっちゃ良いとこ。目の前すぐが海のオーシャンビューのヴィラ。天の川を飛ぶ蛍*1を眺める夜。開放感が半端ない。頭が空っぽになる。「何も考えない」というのは、日常でも大事な時間だけど、都会にいると難しい・・・小さな刺激が多いから。こっちでは、何のテクニックも要らずに頭が空っぽになる。学生時代はリゾートなんて考えたことなかったけど、今なら「リゾート」の意味がよくわかる。


心のデトックス。デトックスは元々de-toxificationが省略されたものだけど、"de-stocks"ともいえそう。蓄積してきたものを積み降ろすようなイメージ。良いも悪いも全部、これまでの溜めてきたものを一旦荷降ろしする。心の荷降ろし。


雲間から刺す一条の太陽光。海に沈む燃えるような夕陽。アナンの木が繁る林道。昔の津波で打ち上げられた古い岩々。自然への畏敬や、アニミズム原始神道に近い感覚が体感される。古代の人々が、自然を神と見立てて畏れ敬ったのも理解できる。


設備に関しては、オリジナルのバスソルトがとても良かった。独自に調合しているらしい。ロクシタンをさらに2段階上品にしたような香り。ぜひ販売してほしいと思ったが、リゾートで使ってこそだろう。家の風呂じゃあんまり気分が乗らないかも。13歳以下の子供禁のリゾートだけど、機会があったら、また行こう。


しかし、伊良部島といい宮古島といい、現地のワーカーにはあまりお金が落ちてなさそうな印象。公共事業で直接投下する分はかなりありそうだし、土建業はおいしくやってるかもしれないが、もっと観光市場を経由して潤う仕組みの方が健全だし、互いに良さそう。裕福になること自体が絶対的に良いとは限らないが、自然の保存にもお金かかりそうだし。「市場を通した」歴史の蓄積と地元の経済循環をどうするか、というのは課題かもしれない。

*1:伊良部島には蛍がほぼ一年中いるらしい