Dr. Kamiya (Johns-Hopkins Univ.)のメッセージ
日本生物学的精神医学会 若手教育プログラム
Atsuchi Kamiya, Ph.D, Johns-Hopkins Univ.*1
のレクチャー。
メモ的に今日聞いた話を
・既にやった仕事のフォローアップワークは大事。出した論文を更にでベロップして次の論文へ。たとえ小さな仕事でも。
・共著者に名を連ねるのも大事。共同研究ができますよというアピールになる。つまり共同研究につながっていく。
・流行は追わない。流行している時点でもう古くなっているから。流行っていないものを探す。
・PIとして初めて独立するときは武器を携えて。わかりやすい「コアの強み」をアピールして登場すること。技術にせよトピックにせよ特定の知識や分子にせよ。でないと覚えてもらえない。自らのプレゼンテーション。
・ある程度研究分野が固まったら、シンポジウムを「主催」する。同業者+ビッグネーム1名くらいで。その分野への営業活動。もちろん共同研究への布石にもなる。
・研究はパーソナルコミュニケーションから。コミュニティに入ることが大事。精神科で言うとACNPみたいなクローズドで選ばれた人達からなるコミュニティが大事。
・なんだかんだいって忍耐が大事。そんな面白い結果は出てこない。地味な仕事がほとんど。忍耐、忍耐。
話し方といい、できるビジネスマンという感じ。非常に戦略的で、スマート。
圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイル - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Being between Neuroscience and Marketing
でも言われているが、アメリカの研究ってシステマティックでビジネスに近い感じなんだね。