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オブジェクト思考ブロギング

電力会社とマスメディアのアナロジー

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これはジャーナリズムの生き残りをかけた戦いだ ――普通の産業として通用するメディアへ脱皮せよ (1/3)


メディアに関する冷静な現状のまとめ。非常に整理されているように思う。

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TVにせよ電力会社にせよ、「配給システム」の独占がある。情報伝達、電力供給はともに、「(コンテンツ)生産」と「配給・流通」に大きく分けて捉えられるが、後者の「配給・流通」が独占されてしまえば、消費者へのアクセスを握られた「生産」はそれに従わざるをえない。


今後の東京電力のあり方への提案として、/ WSJ日本版 - jp.WSJ.com - Wsj.comでは、電力供給網の国有化と、それによる生産主体の多様化→自由競争というものがあったが、おそらくTVに関しても当てはまりうる。例えば、周波数・時間ごとに競売にして、番組制作会社の自由競争を促すなど。