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ideomics

サブジェクト⇔オブジェクト思考ブロギング

ミニバンの高級化

メモ 製品

ミニバンと言われる自動車の形。発祥はよくわからないが、わりと日本オリジナルのものかもしれない*1。ミニバンというと、まずはファミリーカーのイメージが浮かぶ。まさに「父ちゃん、かっこいい!」の世界。このCMのコピーに代表されるように、そういったターゲッティングで開発されてきたのだろう。


しかし、このミニバンという形も、そろそろ次の段階に行ってもいいのかなと思ったり。例えば、高級車の1ジャンルとして。乗り心地で言えば、リムジンみたいに天井高の低い座席に座るより快適だろうし、スペースがある分、内装・装備のアレンジの自由度は高い。そのアドバンテージを生かして、何らかの高級化を夢想する。もちろんファミリーテイストを生かした高級化がありうれば、それはなお面白い。


トヨタエスティマは相当に完成された形だと個人的には思っているが、エスティマXレクサスのコンボで世界に一発かませないものか。日本車は実用一点張りで文化がないという批判に対して、新たな提案で反撃できないものか。ゴダールが「レクサスは高級車ではない」とのたまったことがあると聞くが、奴の死角カウンターパンチをくらわせられないものか。


レクサス自体、アメリカに新たな自動車のスタンダードをもたらしたのだろうけど、スタイルとしても新しい提案ができるとなお素晴らしい。原研哉の『Japan Car』というキュレーションがあったが、そのように文化レベルでの発信ができればと思う。ハイブリッドカーで車に技術的な革新をもたらしたトヨタ。スタイルの分野でも、ここは一発かまして欲しい。とまじに期待してみる。



内容紹介
自動車産業を襲う不況の嵐はとどまるところを知らない。原因は経済状況の問題だけでなく、「人間にとってモビリティとは何か」という根本的な問題を突きつけている。一方、知らぬ間に「小さく、四角く、エコ」になっていた日本のクルマ。これからの自動車産業を牽引するのは明らかに日本。本書はロンドンとパリで開かれた同名の展覧会のすべてを伝え、これからのクルマを考える上で最も刺激的な一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
建築家坂茂と、デザイナー原研哉がパリとロンドンで発信したジャパンカー。その独創性に日本人は気づいているか。

*1:このあたりは情報求む