ガバメント2.0?
ちょっと前くらいから民主党の機能不全ということが至るところで言われている。民主党が政権を取ったときから、既にこういった話が至るところでされていたので、誰も驚きもしないけれど、やっぱり悲しいものがある。民主党がどうこう、というより、政治への受動的期待の高さが。
民主制である以上、最終的には自分達の鏡でしかないけれど、自分も含めて我々はどうしても政治の「消費者」になりがちだ。特に日本は製品やサービスへの期待レベルが高いので、政治にもそのレベルを延長して考えがちになるのかもしれない。この辺りは自戒をこめて。
ガバメント2.0という言葉は、また○○2.0かよーという感じだけれど、やはり上記を踏まえると、とても大切な概念かつ、アクチュアリティがある。(ちょっと昔の記事だが)
ティム・オライリー特別寄稿:ガバメント2.0―政府はプラットフォームになるべきだ - TechCrunch
Web2.0という言葉を広めたティム・オライリーの寄稿だが、Web2.0を定義した論文*1に負けず劣らず重要な寄稿だと思う。
関連して、
イギリス政府が大量のデータをWebデベロッパに対し公開–新しい公共アプリケーションの開発を期待 - TechCrunch
**
直近で何かやろうと思えることはないけれど、長期的にできそう/したいことというと、社会保障の議論をするプラットフォームをつくることか・・・*2
*1:What Is Web 2.0 - O'Reilly Media
*2:友人が医療360(http://医療360.jp/)といった活動をしているが、これに近いか