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オブジェクト思考ブロギング

子供の選挙権

選挙権をもち始める年齢についての議論はあっても、子供そのものが参政する権利を持つか否かという議論は少ない。民主国家において、参政権基本的人権だとするならば、子供はある意味「人間以下」の存在ということだろうか。


小さな子供が選挙に判断を行うことは難しくても、親権者が代理で行うことにすれば十分可能な選択肢であろう。


ベースには、権利論的な意識があるが、子供の(擬似的な)参政権がないままだと、政治的な決定力が人口比よりさらに高齢化してしまい、高齢者向けの政策に拍車がかかってしまう。という実際上の心配もある。


あんま安易に導入しろとは声高に叫べるほど確信もないが、子供の選挙権についてはディスカッションしてみたい課題。個人的には、女性や黒人の参政権が認められていったように、いつかは自然な所与のものと感じられる日が来るのではないかと思うのだが・・・