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ideomics

サブジェクト⇔オブジェクト思考ブロギング

一般職と総合職

日記

今日までのあらゆる男女関係の歴史は、階級闘争の歴史である── Carl Marx


先日社会人として働いている友人達と食事をしていたときのことでした。一人の友人が言いました。

「やっぱ働き出すと、総合職っぽい女の子より、一般職っぽい子の方に惹かれてくるよな。」

何やら大人な会話が始まった模様です。そういうものなのでしょうか。一般職と総合職。未だ臨床経験のない私はこの2つの差がよくわかっておりません。まだ学生の私にはアドバンストすぎる内容だったようなのです。それにしても、学生時代一緒に机を並べた友人達も、今や立派な大人になっていたものです。


一般職。何がどう一般なのでしょうか。総合職。何がどう総合されているのでしょうか。大変難しい問題です。一般と総合・・・そう言えばどちらも英語ではgeneralです。

general..general..general...



そう、general(=将軍、司令官)です。考えてみれば、いつだって彼女達がgeneral(=将軍、司令官)でした。そして我々♂が soldier(=兵士)だったのです。資本主義の玉座で指示を与えるgeneral達。それは、ホワイトハウスでもゴールドマンサックスでもありません。まして、村上ファンドなのでもありません。彼女達なのです。いつだって彼女達がgeneralだったのです。そしてその頂点で優しく微笑んでいるのが、エビちゃんと呼ばれる美しい元帥です。


エビちゃん。世界に冠たるマクドナルドハンバーガーにご自分の名前を刻まれた偉人です。その偉大さにも関らず「ちゃん」付けで呼ばれることを厭わない、なお偉大な元帥です。私は"CanCam"というgeneral御用達の機関誌でお見かけしたことがあります。まばゆいばかりに美しい方でした。まばゆすぎでした。まばゆすぎて危うく失明しかけそうになりました。そしてCanCamには他にも輝くばかりのprincess達が大勢いらっしゃいます。


私はその時ようやく渋谷の男性方が、なぜサングラスをしているのかわかったような気がします。そうなのです。彼らは、あの輝きで目が焦げないように知恵を絞っていたのです。そんな学生時代まばゆいばかりにprincessな彼女達は、卒業とともに偉大なるgeneralへと華麗なジョブチェンジを遂げるのです。



CanCamとは、I Can Campusの略なのだそうです。助動詞の後ろに名詞がついています。でもそんなことはどうでも良いのです。彼女達には文法を変えていく権利があるのですから。嘘ではありません。誓ってほんとです。嘘だと思う方は、今や一軍スタメンの平仮名だって、平安時代にはギャル文字だったことを思い出してみて欲しいのです。現代の紫式部清少納言は、今日もネイルサロンの帰りに携帯でブログを綴っています。


絵文字も含めた彼女達の言語体系は未来の世界標準になっていくのでしょう。ルー大柴なんかより、ずっと人気が出るに違いないのです。それに引き換え、我々はなんと無力なことでしょう。我々にできることといったら、せいぜいnとmを間違えて"CamCan"としないよう細心の注意を払うことくらいなのですから。そんな私も、いつか一人前になれたら、胸を張ってこう言いたいと思います。"I Can Campus!!"


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市場経済=戦場で戦う我々兵士達。愛する彼女達のために戦います。そんな落第兵の私ですが、将来は敬愛する磯野マスオ二等兵のようになれたらと思います。


マスオ二等兵。皆さんもお聞きしたことがあると思います。そうです。あの伝説のソルジャーです。かのサザエ閣下への忠身ぶりは、有史以来と騒がれております。二階級特進、叙勲も間近との噂も絶えません。マスオ二等兵ほどの方ならば、雨の降った日に、駅まで傘を持って行く部隊を派遣してもらえることがあるそうです。そんなマスオ二等兵は、我々下等兵には永遠の憧れです。


もちろんマスオ二等兵ほどの戦歴のない私にそんな大それた望みは許されるわけがありません。私が婚姻を結ぶ際に差し出される契約書には、例えばこう書いてあるに違いないのです。「お風呂は一番最後に入ること。」


こうして私は偉大なるgeneralの指揮下に入ります。お風呂の後の洗濯水はバケツに何杯運べば良いのでしょうか。洗濯物は陰干ししても良いのでしょうか。ファブリーズすればお家に入れてもらえるのでしょうか。昔の偉い人は言いました。「ヨーロッパには亡霊が彷徨っている。恐妻主義という名の亡霊が。」冬に洗い物をするときは、お湯の使用許可が降りればいいなと思っております。


市場経済=戦場で戦う我々兵士達。愛する彼女達のために戦います。今日も同胞のどなたかが、テイファニー社の生産ラインから閣下達へと続くサプライチェーンの最後を飾るという栄誉を担っているのです。



・・・いえ私はこのようなことを言っている場合ではありませんでした。本来ならばこう呼びかけなければならないのでしょう。そして、ロシア革命キューバ革命に続き、恐妻主義革命を達成しなければなりません。


       「万国のプロレタリアよ、団結せよ!!」


(「恐妻党宣言」(国家就職試験戦線を控え『閣下達への賛歌』及び『同胞達への激励』に寄せて:"CanCam"2008年1月号新春特集記事)より一部抜粋)