ideomics

オブジェクト思考ブロギング

2017-01-03から1日間の記事一覧

『外科医の息子たち:ローレンツ・ボウルビィ・フーコー』:アタッチメントとデタッチメント

I 愛着行動 (母子関係の理論 (1) 新版)作者: J・ボウルビィ,黒田実郎,大羽蓁,岡田洋子,黒田聖一出版社/メーカー: 岩崎学術出版社発売日: 1991/04/20メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る愛着理論の構成で、ボウルビィがエソロジ…

自分を自由化 (libertize?) すること

「エピクロス派の哲学者たちの場合には、『メノイケウスあての書簡』が、哲学というものは自分自身への気配りの絶え間なき営みと見なされるべしとの原則へ道を切り開くものであった。」(フーコー『自己への配慮』自己の陶冶) 「哲学者の学校とは診療所(ia…

Active-Responsive-Passive framework:欲望と愛着と快楽

Anticipatory pleasure (AP, wanting) とConsummatory pleasure (CP, liking)*1 価値分析には、Anticipatory pleasure (AP) とConsummatory pleasure (CP)の区別が重要。自分の持っている価値観、相手の持っている価値観、それを包む環境(社会)で主流の価…

erosophia (eros-sophia)

「問題構成のこの点(いかにして快楽の客体を、自分の快楽を支配する主体となすか)こそを、哲学的なエロス論、いやともかく、恋にかんするソクラテス的でプラトン的な省察はその出発点とするだろう。」(フーコー『快楽の活用』真の恋) 「『饗宴』と『パイ…